国連人権理事会(ジュネーブ)、緑の党国際大会(リバプール)
報告と今後の国際活動予定
皆様、
英国の藤田です。
とうとう共謀罪が国会審議入りしてしまいましたが、
私もこちらでできることとして、先日法案の関連部分を英訳して国連その他に情報提供
いたしました。周りの人権専門家からは懸念声が聞こえています。
皆様からのMLやネットでの情報を確認し、進展について今後も情報を伝えていく予定です。
【国連人権理事会-ジュネーブ】
私は3月の5-9日に人権理事会のためジュネーブに行き、メディアの問題、共謀罪はじめ
日本の人権状況のアップデート情報を提供し各担当官と意見交換してきました。
(写真と報告 ↓)
https://www.facebook.com/sanae.fujita.142/posts/10155151491307372?pnref=story
ジュネーブは毎回得るものが多いですが、特に今年6月にはデビッド・ケイ氏による日本調査報告書の発表と報告があり、11月には人権理事会による日本の人権状況への「普遍的・定期的レビュー」が予定されているため、今回のジュネーブでの話し合いは大変有意義でした。
カンパにご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
【緑の党国際会議-リバプール】
また、世界中の緑の党が5年に1回開催する国際会議が先週イギリスのリバプールで行われ、そちらの分科会で日本の人権状況(主にメディア、福島、沖縄について)を報告する機会がありました。
(写真と報告 ↓)
https://www.facebook.com/sanae.fujita.142/posts/10155235459477372?pnref=story
聴衆はアジアやヨーロッパの人でしたがみんな「日本にこんな問題があるとは全く知らなかった」
と驚いていました。国際的な場で日本の現状を話すと必ずそういう反応を示されます。
日本は言語の壁に(悪い意味で)守られていること、日本から海外への発信が極めて少ないこと、
「日本は平和な民主国家だ」という「幻想」が国際社会に根強いことなどが原因だと思っています。
その「幻想」を打ち破っていく必要があります。
【問題の発信-国際世論を高めていくことの必要性】
また5か月も不当に拘束された沖縄の山城さんの保釈には、国際人権団体アムネスティなどの
国際社会からの圧力があり、それをメディアが取り上げたことが大きな役割を果たしたことは疑い
ありません。ですから日本の問題を今後もあらゆる形で海外に知らせ、国際世論を高めていくことは必須だと思います。
毎年5月3日はWorld Press Freedom Day(世界報道自由デー)として定められており、その時期に国連特別報告者はじめ世界のジャーリストや専門家が集まるユネスコ主催の国際会議が開催されています。
そのこと自体日本ではほとんど知られておらず、日本人の参加者もこれまでほとんどいなかったようですが、日本の問題の国際世論を高めるために、私は今年初めてこの会議(今年はジャカルタ)に参加する予定です。
すでに、二日目の専門家とのラウンドテーブルに参加することが決まっていますがそれ以外にも4日間、あらゆる機会を見つけて、国際的なネットワークを広げ情報交換に努めたいと思います。
また6月にはケイ氏の国連での報告に合わせてまたジュネーブに行きます。
これらの国際活動を続けていくために、今後もカンパなどみなさんのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
https://hyogen-tsutaeru.jimdo.com/
【5月、帰日と講義・講演活動】
ジャカルタからは日本に飛び、5月の連休から約1か月日本で講義・講演を する予定です。今回はあまり大きな移動は難しいかもしれませんが、ご関心がおありの方は また愛知の内田さんまでお問い合わせいただければ、と思います。
よろしくお願いします。
藤田
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