2021年 入管法改悪関連活動報告
21/4/6(火)15:30- 国連人権理事会の特別報告者から日本政府に向けて発出された 入管法改正案に関する懸念表明と対話を求める共同声明について の記者会見に、藤田早苗さんもビデオメッセージで発言します。
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【記者会見のお知らせ】4月6日(火)15時30分~ 国連人権理事会の特別報告者から日本政府に向けて発出された 入管法改正案に関する懸念表明と対話を求める共同声明について
国連人権理事会の複数の特別手続の専門家が、本年3月31日、日本政府に対し、国際人権基準の観点から、今国会にて審議予定の政府提出の入管法改正案について、全件収容主義と監理措置との関係、司法審査の欠如、無期限の収容期間、ノン・ルフールマン原則、子どもの権利に対する配慮などの点について懸念を表明し、懸念点について対話を求める共同声明を発出したことが判明しました。そこで下記主催団体は、共同声明の内容、意義等について説明する記者会見を開催いたします。
記
主催) 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本、国連恣意的拘禁 WG入管収容通報弁護士・研究者チーム、全国難民弁護団連絡会議、認定 NPO法人ヒューマンライツ・ナウ(50 音順)
日時) 2021 年 4 月 6 日(火)15 時 30 分〜16 時 30 分
場所) 参議院議員会館 B-106 室 ZOOM 開催併用(下記ご参照)
お問い合わせ先) srjointletter@gmail.com
趣旨) 国連人権理事会によって任命されたテーマ別特別手続である①移民の人権に関する特別報告者、②恣意的拘禁作業部会、③思想信条の自由に関する特別報告者及び④拷問等に関する特別報告者は、国際人権基準の観点から、今国会にて審議予定の「出入国管理及び難民認定法等の一部を改正する法律案」に対する懸念を表明する共同声明を発出しました。
ZOOM と会場開催(人数制限があり得ます)の併用で開催します。ZOOM 参加、会場参加のどちらをご希望の場合でも srjointletter@gmail.comに、ご所属とご氏名をお知らせ下さい。なお、ZOOM 参加ご希望の方には、個別にリンク等をお送りいたしますので、2021 年 4 月 6 日(火)正午までにお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
イギリス在住の国際人権の専門家である藤田早苗さんが、アジアプレス・インターナショナルに「問題だらけの入管法改定案 政府は国連特別報告者からなぜ逃げるのか」を寄稿しました。
2021.04.27 アジアプレス・インターナショナル 藤田早苗
問題だらけの入管法改定案―政府は国連特別報告者からなぜ逃げるのか(1)国連共同書簡と筋違いな政府の反論 藤田早苗
https://www.asiapress.org/apn/2021/04/japan/special-report/
2021.04.27 アジアプレス・インターナショナル 藤田早苗
問題だらけの入管法改定案―政府は国連特別報告者からなぜ逃げるのか(2)「批判もする友人」からの忠告受け入れよ 藤田早苗
https://www.asiapress.org/apn/2021/04/japan/special-report-2/
21/4/28に行われた衆議院法務委員会で、松平浩一衆院議員(立憲民主党・無所属)が、藤田早苗さんの指摘を引用して国連人権理事会の特別報告者について質問しました。外国人の人権についての解釈(マクリーン判決の問題点)、国連人権勧告への政府の対応など、広く共有されるべき重要な点が挙げられています。動画をアップしましたので、ぜひご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=SVDbnMNpxBA
・2021年4月28日 (水)衆議院法務委員会 (3時間20分)
動画 松平浩一(立憲民主党・無所属)(1:31:00~1:38:42)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=52079&time=4261.1
・上記文字起こし(スマホアプリ利用)