2021年度 藤田早苗講演会行脚録

11月~2022年2月の講演会

イギリス在住の国際人権の専門家である藤田早苗さんは「日本の表現の自由の危機的状況を世界に伝えよう」として、国連等に各種働きかけを行っているほか、世界から日本の表現の自由や人権状況がどう見られているか、2021年11月にイギリスから帰国し、2022年2月までの予定でオンラインと対面の両方で5公開企画以上、全国17大学19コマ1高校で講義や授業を行っている最中です。

2020年11月の藤田さんの交通費カンパ・帰国費用カンパの呼びかけ以降、2021年11月22日現在、7団体・106名から790,778円集まりました。その他にも全国各地でカンパが寄せられました。重ねて御礼申し上げます。

今回の帰国でも新型コロナの影響より、帰国後の隔離期間やウイークリーマンション賃貸料等宿泊費、渡航前後に義務付けられているPCR検査の費用が通常よりかさんでおります。度重なるカンパのお願いは心苦しいのですが、なにとぞご協力をお願い致します。

2021年10月以降、2021年12月16日現在、2団体・62名から291,700円のご支援が寄せられました。ありがとうございます。

また、オンラインでの国際人権基準に関する講演のほか、イギリスの現状や日本の新型コロナ対応、メディアの問題、またこの春藤田さんが弁護士チームに呼びかけて国連に情報提供して国連書簡が発表された入管の問題についても講演が可能です。また、大学や高校などで国際人権基準についてオンライン授業を行うことも出来ます(対面でも可能です。)企画・授業を主催いただける方はぜひ上記連絡先にご相談ください。

 

引き続きのご支援をお願いいたします。

  郵便振替 口座番号:00870-7-216543

  ゆうちょ銀行 〇八九(ゼロハチキュウ)店 当座 0216543

  加入者名:日本の表現の自由を伝える会

なお、最新情報は当「日本の表現の自由を伝える会」ウェブページに随時公開させていただきます。

日本の表現の自由の危機的状況を何とか改善させるため、力を合わせてがんばりましょう。

 

 


22/2/14 藤田早苗さん講演会 「世界から見た日本のヒューマンライツ」に86人

秘密法と共謀罪に反対する愛知の会は、国際人権の専門家である藤田早苗さんのオンライン講演会「世界から見た日本のヒューマンライツ」を22/2/14に開催し、86名の申込がありました。

(22/2/28までは申込された方は録画を見ることが出来ます。)

 no_himitsu@yahoo.co.jp

 

藤田さんは英国・エセックス大学のヒューマンライツセンター フェロー。

日本の各種人権問題に取り組むため、秘密保護法案を英訳して国連機関に通報するなど働きかけるとともに、今回一時帰国し、全国17大学19コマで講義や、5公開企画の講演会を行っています。

 

今回英国から帰国した際、2週間のホテル「隔離」を経験した藤田さん。

期限が決められていたので何とか耐えられたが、期限が決められず、理由もわからず入管で「収容」されていた人の話を直接聞いたところ、人権があまりにも無視されていて非常にショックを受けたといいます。

 

国連には「特別報告者」という各分野の人権の専門家がいて、それらの発言を尊重しないと国連憲章に反します。

国連特別報告者は、日本に対し「クリティカル・フレンド」(批判もする友人)としてこれまで耳が痛い警告を発してきましたが、日本政府はずっと無視続けてきました。

 

日本の難民問題や入管政策に関しても、国連特別報告者がずっと警告して来ましたし、「国連人権勧告」も出してきました。

それでも入管のルールは変わらず、2021年3月にウィシュマさんが亡くなってしまいました。

 

藤田さんは「ヒューマンライツ・ディフェンダー」として、声の出せない人、社会の底辺の底辺にいる人を代弁して各種発言をしています。

それらの人の人権が守られないと、他の弱者をも守れないからだと藤田さんは言います。

 

藤田さんは「日本では人権といえば『思いやり』を思い浮かべる人が多いが、国連人権高等弁務官事務所HPでは『政府の義務』を強調している。①不当に制限しない ②第三者による人権侵害を防ぐ③条件を整える ことが重要だ。

権利は使わないといけない。前国連人権高等弁務官は『1日2000回の呼吸。人権はそういうもの。なくなりそうになって初めてその重要性に気づく』とも言っている。」と述べました。

 

その他、日本が『個人通報制度』が使えないこと、選択的夫婦別姓を認めていないのは日本だけのこと、入管法改悪は2021年にいったん取り下げられたが再度政府は提出しようとしていることなどを話しました。

 

また、国連特別報告者は日本のメディアについて「独立性に重大な危機」と指摘しており、メディアは「パブリック・ウォッチドッグ」として市民の側に立って権力を監視すべきとしました。

 

さらに、国際人権法は市民やメディアが知らないだけでなく、弁護士も裁判官も知らないので、積極的に使うべきとしました。

 

日本の貧困問題、生理の貧困、フードロス等、日本だけを見るのではなく、他国と相対化するといろんな事がわかってくるといいます。

そのためには海外のメディアにも目を通してはどうかと提案がありました。

 

藤田さんが各大学で上記の話しをしたところ、「日本にこんな問題があったとは知らなかった」という声が多くあり、毎週日曜日に関心を持った学生らと勉強会をしています。

 

藤田さんは「我々は微力だが、無力ではない」との入管問題で活躍している児玉晃一弁護士の発言を引き、今後の活発に活動していきたい、ぜひ引き続きのご支援をお願いしたいと締めました。

 

その後活発な質問がなされました。

 

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藤田さんの今後の活動は、「日本の表現の自由を伝える会」ホームページに記載しています。

 https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/ 

 

藤田さんの活動の引き続きのご支援をお願いいたします。

帰国費・滞在費として有効に使わせていただきます。

 郵便振替 口座番号:00870-7-216543

 ゆうちょ銀行 〇八九(ゼロハチキュウ)店 当座 0216543

 加入者名:日本の表現の自由を伝える会


22/1/8(土)藤田早苗講演会「世界から見た日本のヒューマンライツ」 参加者の感想(本人に掲載許可をいただきました)

昨日は、こちらこそありがとうございました。

 

帰宅してからもずっと、講演の内容が頭から離れず色々考えさせられました。

 

昨年、日本の入管施設で酷い扱いを受けた外国人の方々のニュースを見た時、日本が、国として、外国人の方々にそんな酷い扱いをするなんて何かの間違いではないかと耳を疑いましたが、それは数年前から行われていたことで、国連の人権機関から繰り返し厳しい勧告がされていたと知りショックを受けました。

 

日本は何故その勧告を無視してきたのか…。分かりません。その前に、何人もの人の命が失われている現状を知りながら放置してきた入管の体質に恐怖を覚えました。

 

「人権」について改めて考える機会を頂けて良かったと思っております。

 

藤田氏の活動の尊さを知りました。

 

グローバルな視点に立ち情熱を持って行動されている姿に、藤田氏のような方々が私の人権を守ろうと努力を重ねてくださっているだと認識しました。

 

 

 

家族や友人にも伝えたいと思っております。

                                                                  画面の背景写真は、ジュネーヴのパレ・ウィルソン


日本の表現の自由を伝える会

連絡先

全国市民オンブズマン連絡会議 気付

                         (担当:内田)

  TEL 052-953-8052    
  Email: seiko.unhr.foe@gmail.com

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