名古屋大学大学院国際開発研究科修了。英国エセックス大学にて国際人権法学修士号、法学博士号取得。
英国在住英国エセックス大学人権センターフェロー。専攻は国際人権法。
2013年10月、日本の秘密保護法案を同大学OBと英訳して国際人権NGOと表現の 自由を担当する国連特別報告者フランク・ラ・ルー氏等に紹介し、それぞれから発表され た声明を和訳して日本にインターネットを通じて発信されました。
(ラ・ルー氏は2013年11月22日、日本政府に対し秘密保護法の詳しい情報の提供を要請するとともに、その人権基準への適合に懸念声明)。アメリカの元政府高官のモートン・ハルペリン氏とは、6月12日にベ ルリンで面談。
2015年7月に行われた白由権規約の日本審査にも参加し、委員会へのロビーイング(働きかけ)を行ってこられました。
その後も日本の活動と国際社会をつなぐべく国連やEUの人権担当者、国際NGOと親交を深める。
◆ 藤田早苗さんが秘密保護法について書かれた論文は、以下に掲載しています。
• 藤田早苗氏が英文で秘密保護法論稿を投稿 [ 2014-08 -04 22:37 ]
http://nohimityu.exblog.jp/22435093/
2015年12月に予定されていた国連「表現の自由」特別報告者ディビッド・ケイ氏の日本公式訪問が、日本政府の都合でドタキャンされたことは でも述べました。
この公式訪問実現のために尽力してきたの藤田氏は、本来アテンドの予定での一時帰国を急遽変更し、世論を高めるための各地でのアピール活動を振り向けました。集会でスピーチとアピール(東京、名古屋、大阪、京都)、各地での講演会(東京、川崎、横浜、静岡、浜松、四日市、名古屋、京都)、マスコミ多数からの取材を受け、複数の大学での講義などです。(その際には全国の多くのみなさんからのカンパによりご支援いただきました)
その成果もあり、ケイ氏の公式訪問が、2016年4月12-19日に実現しました。
藤田早苗さんのこれまでの国連への情報提供と働き掛けの実績を踏まえ、ジュネーブで開かれる国連人権理事会の場で日本の現状や私たちの意見を国連に伝えるなどしていただきたいと考えています。
日本に関わる国連スタッフや専門家に改憲案の危険性なども含め、日本が直面する人権の危機を、理解してもらわねばなりません。国際人権法の専門家で国連のシステムに精通し、国連や国際NGOとの人脈も広い藤田さんに、これからもジュネーブで日本の問題をアピールして貰うことは極めて重要です。
英国とスイスの度重なる往復、日本への一時帰国の旅費など、藤田さんの活動には経費が発生します。藤田さんの活動を支えるために、是非、カンパをお願いいたします。
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